男性不妊症の治療
(精子の存在する方)
「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ
(24)男性不妊症 ハリ治療中の血液、精液検査
日本ハリセンターでは、ハリ治療途中でホルモン濃度、専門エリアの血液検査、一般血液検査、染色体検査などを行っております。疾病にもよりますが、治療と共にホルモン濃度の変化やハイレベルの血液診断から、より結果が正確で目的に叶う結果を求めて行っております。 |
治療中の変化を確認しよう |
治療中の精液検査と血液検査 |
○一般血液検査 ○Gバンド方式(46xy 46xxなど)染色体検査 ○Y染色体(AZF-a、AZF-b、AZF-c)一部欠損検査 ○Y染色体(ARY)一部欠損検査 ○Y染色体(DAZ)一部欠損検査 ○Y染色体一部欠損検査 ○ホルモン検査
○ホルモン負荷テスト
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◇ 精液再検査の時期は ◇ |
精液検査は何回かに分けて行いますが、初めての精液検査はハリ治療を開始してから2~3ヶ月目を目あすに行います。一般の健常者の方で精子ができるまで約70日かかります。男性不妊症エリアの方ですと健常者より遅くなると考えて精液検査は治療開始後2~3ヶ月以上経ってから行います。その後は経過を見ながら検査を行います。精液検査は一般的には大学レベルでも4~5種類程度の検査項目です。項目数の多いから精密に行われているとは言い切れません。遠心分離法なと事細かな精子に取り組む医師の姿勢が必要です。効験で懇篤な医師(病院)との出会いが今後の患者様の人生をも左右いたします。この病院選択が不妊治療の中で非常に重要な意義のある選択になります。
また,別記のクルーガーテストでより精密な確認で男性側のリスクを抑制し確立の高い顕微受精(IMSI)で対応できればと考えます。
◇ 精液検査病院の選択について ◇ |
検査は基本的に患者様の希望する病院を優先させていただいております。しかし、その病院で精液精査ができなかったときは、セカンドオピニオンを兼ねて日本ハリセンターから病院をご紹介させていただいております。
検査に適した病院とは
○顕微受精ができる施設
○男性不妊症例をたくさん行っている医師(病院)
○精液以外も検査対象として科学的確認を行える医師(病院)
○男性リプロダクション(不妊治療)であって泌尿器科でないこと
◇鍼治療と不妊治療の今後について ◇ |
○日本ハリセンターでは、治療初期に目標を定めて治療を行っております。目標以上や目標以下でしたらば、今後どうすればよいか再検討を行いましょう。
○精子の改善環境を見て自然妊娠~顕微受精の範囲で考えましょう
○妻側の妊娠環境も考えましょう
○継続的に鍼治療が必要であれば、生殖医療を進めながら男性不妊治療をすすめましょう。
◇ 血液検査の実施 ◇ |
〇血液検査を行う意義は、精子の環境を左右するものにはホルモン濃度との係わりや一般血液検査のもとで検査を行う項目の中にも「精子の質」を左右する多くの臓器や組織が介在しております。これらの環境を把握して、精子に関する治療だけではなく、幅広く環境を確認して改善を計らなければ「精子の質」の改善にはつながりません。例えば男性ホルモン値の低下はLDLやT-CHO値に関連が深くしっかりした対応をしないと「精子の質」を変えられません。又、コレステロール値が高い方や高脂血症に関係する改善薬の投与では、精子の数の低下と運動率の低下を生じます。その他の臓器や組織に関しても"精子"との関連性の強いものもありますので、単純な思考判断ではなく"精子"に関連する環境を把握の上での治療を行わないと結果は得られません。
○上記のことを考慮しながら血液動態を検査いたします。何がどのように変化をしたのか?、期待していた検査項目に変化が無かったりする場合もあり、環境を変える一助とともに結果を残すための治療の変更をいたさなければなりません。
◇ 触診検査の実施 ◇ |
男性不妊にとっては重要な検査と診断です。精液や血液検査と並行位置での対応を考慮しております。(触診検査は別エリアで詳細説明あり)
○陰嚢・睾丸の初期との環境変化
○睾丸温度、サイズ、睾丸硬度などの検査
〇睾丸や泌尿器組織の罹患疾患の確認
などを配慮いたしましょう。
◇ 精液検査で確認すること ◇ |
①精液量・・・自然妊娠可能エリア?かどうか等
②精子濃度の変化・・・精子数の変化
③運動率の変化・・・運動能力の変化
④直進運動率の変化・・・高速運動率
⑤良質精子の変化・・・良質精子の量の変化確認
⑥SMI値の変化・・・妊娠可能かどうかの指数値
⑦奇形精子の量・・・正常形態を持たない精子の変化
⑧WBC値・・・白血球の数
◇ 精液検査結果の分類 ◇ |
精巣生検で精細管内に細胞成分見とめない場合の無精子症 |
精巣生検で精細胞が確認できずSERITOLI細胞のみの無精子症 |
精巣生検で精細胞は精祖細胞のみの無精子症 |
精巣生検で精子、精粗細胞が確認できず、精母細胞も数個あり |
精巣生検で精子、精粗細胞が確認できず、精母細胞は多数あり |
精巣生検で精子は確認できず精子細胞も5~10個の無精子症 |
精巣生検で精子は確認できず精子細胞は多数の無精子症 |
精巣生検で精子が精細管腔内に5~10個確認できる |
精巣生検で多数の精子が確認できるが細胞配列に乱れ |
精巣生検で精細胞の層が厚く正しい配列、多数の精子を伴う完全な精子形成能 |
精巣生検で良好な精子が多数確認でき |
射精精液中に精子が存在しない無精子症 |
射精精液中に精子が数匹存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が1000匹/ml程度存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が1万~10万匹/ml存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が10万~90万匹/ml存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が100万~900万匹/ml存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が1000万匹/ml程度存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が2000万匹/ml程度存在する乏精子症 |
射精精液中に精子が3000万匹/ml程度存在する |
射精精液中に精子が5000万匹/ml以上存在する |
射精精液中に精子が一億匹/以ml上存在する |
射精精液中に精子が二億匹/ml以上存在する |
射精精液中に精子が二億匹/ml以上存在し凝集反応が強い |
射精精液中に精子が三億匹/ml以上存在する |
射精精液中に精子が三億匹/ml以上存在し凝集反応が強い |
◇ 血液検査で確認すること ◇ |
テストステロン・・・350~850レベルにしたい。夏場はテストステロン値が生理的降下がみられ、低レベルのテストステロン値では受精卵の形成、受精卵の分割、着床、稽留流産、胎盤形成などを考慮しよう。 |
LH・・・ライディッヒ細胞から男性ホルモンが生産されます。LHは前駆体 になり、最終的には男性ホルモン値のコントローラー役で、LHの数値と男性ホルモン値とFSH値の調整で脳内物質のバランスをとり、的確な精子・受精卵形成をいたします。正常域は整数値~5.0までですが、テストステロンやFSH値のバランス調整からLHが10.0以上でも正常域を逸脱しても良質精子の形成に対応いたします。 |
FSH・・・LHは常にFSH値よりも低値だが、OATやVC(精索静脈瘤レベル4以上)、非常に濃度の低い精子(精子の数が少ない)、長期にわたるVCなどでは、FSH高値でも妻側の採卵から前に進めてみましょう。 |
P4・・・・男性の値は50未満ですが、可能な限り高くして、TST値も高値を作り精子を利用する。 P4値にこだわらないでTSTから判断するばあいがあり。 |
PRL・・・正常か異常かの判断とPRL値高値の場合は、その原因を確認しよう。PRL値は男性は16まで、女性は30までが正常範囲であることを忘れないでプログラム編成をいたしましょう。 自己免疫疾患に関しては、一般対応でなく、それぞれの自己免疫疾患の疾病と潜在性PRL血症は別途扱いで改善を図りましょう。 |
一般血液検査から・・・・ 糖代謝、 |
脂質代謝、 |
肝機能、 |
膵機能、 |
尿酸、 |
個人的環境に基づく検査など |
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◇ テストステロン低下症 ◇ |
毛深い=男性ホルモンが多い?・・・・✖
女性の毛深いのは男性ホルモンが多い・・・・・✖
男性の毛深くない方は"同性愛者"が多い・・・・・✖
男性の毛深いのは男性ホルモンが多く禿げやすい・・・・・✖
◇ テストステロンの特徴 ◇ |
禿に胃がんや呼吸器系のがんが少ない
テストステロンの低い男性は死亡率が高い
◇ テストステロンを増やすには ◇ |
◯テストストロンを補充する食品の紹介:その代表食品たまねぎ(ニンニク、ネギ類も可)の含流アミノ酸がテストストロンの働きを助ける。切ってから放置しておくと、成分が消えるので、素早く煮る。煮だし汁に流出しやすいのでその部分も利用する。
◯テストステロンを増やすには、AM2:00までに就寝しよう。
◇ 陰嚢水腫 ◇ |
陰嚢の一部あるいは全体が痛むことなしに腫れあがり症状がひどい時は排尿困難や歩行困難を生じます。
◇ 睾丸炎 ◇ |
ウイルスや細菌感染などから惹起される疾患ですが、疾患レベルにより、投薬~睾丸摘出もございます。
◇ 睾丸腫瘍 ◇ |
痛みを伴わず、睾丸が少しずつ大きくなります。症状が進行すると、睾丸が固くなったり、重たく感じられるようになります。腫瘍が悪性だった場合は、早期に体内に転移します。
◇ 睾丸捻転症 ◇ |
突発的に睾丸部に激痛が発生し、下腹部の痛みや陰嚢の腫れが見られ一週間ほどで回復いたしますが、放置しておくと穴理由障害の為壊死してしまうこともございます。
◇ 副睾丸炎 ◇ |
副睾丸(精巣上体)が腫れあがり、激しく痛みが発生し39℃以上の発熱をすることがあります。
※このエリアの疾患は閉塞性無精子症になることがございます
特に女性は頭痛や月経痛で痛み止め薬を内服する人が多いが、「『NSAIDs*潰瘍』と呼ばれる痛み止め薬由来の潰瘍発生リスクは、ピロリ菌感染があると数倍に跳ね上がる」と指摘されている。なお、女性に多い鉄欠乏性貧血も、排卵誘発剤の使用やピロリ菌感染でリスクが高まるという研究報告もある。
ワンポイントアドバイス |
ベストを尽くす・・・今だから。 今でないと。 |
男性不妊症は、ハリ治療を行っていくと、一人一人異なる科学的変化がみられます。睾丸状態や一般血液検査、ホルモン検査などから改善がはかられたか否かの判断をして、精液検査と共に良質精子の改善と使用できる良質精子に変える作業を行っています。 |