無精子症の治療

(精子がいない方)


「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ


  ー無精子症精液検査(3)ー  
  丁寧な精液検査  

日本ハリセンターにおける無精子症エリアの精液検査は

①無精子症確認の為の精液検査

②鍼治療中の精子抽出のための精液検査

③精巣生検(TESE)前の事前最終確認検査です

どれもそれぞれに重要な意味をもつ検査です。

 
非閉塞性無精子症の患者様が一定期間の鍼治療後の精液精査は非常に重要な意義を持つ検査になります。この精液精査(精液検査、遠心分離法など)で一匹でも確認できれば精巣生検(TESE)なしで顕微受精が行えることになります。非常に重要な検査です。
  人生が左右されるほどとても重要です   

 

 


ハリ治療が進んだ状態での精液検査とホルモンの動態の確認 

此処では、ハリ治療が進んだ状態での治療の流れについて説明いたします。

 
  ハリ治療が進んだ状態での精液検査と対応  

 さまざまな精子です


 上記の精子は無精子症患者様から回収したものや、数匹程度が1000万匹以上増えたもの、100%奇形精子が変ったもの等です。
はり治療が進んだ状態での今後の対応
 
   ◇ ホルモン検査(非閉塞性無精子症) ◇

 

 ホルモン検査は

①一般無精子症・・・・・1~2ヶ月に一回実施いたします。

②低テストステロン無精子症・・・1ヶ月に一回

③Y染色体一部欠損無精子症・・・・2ヶ月に一回

④FSH、LH高値無精子症・・・・毎月一回

⑤PRL高値無精子症・・・・毎月一回と通常検査項目以外も検査

⑥すべて正常な方の無精子症・・・・・毎月と通常検査項目以外も検査⑦LDL、総コレステロール高値無精子症・・2ヶ月に一回

⑧尿酸値やA1Cの異常値の方無精子症・・毎月検査

⑨常染色体異常や転座・・・・二ヶ月に一回

⑩クラインフェルター・・・・初診時調べてあれば検査なし

⑪MD-TESE経験者・・・・・・毎月検査

⑫無精子症以外で睾丸の手術経験者・・・毎月検査

⑬下垂体機能低下症・・・・・毎月検査

 

  ◇ 精液検査 ◇ 

 

 精液検査はハリ治療開始してから

①クラインフェルター症候群・・・・精液検査なし

②常染色体異常や相互転座は・・・・70日過ぎだ開始

③一般無精子症・・・・・70日+αから適時開始

④Y染色体一部欠損・・・・60日過ぎたら適時開始

⑤Y染色体一部欠損(AZFの一部)は60日過ぎたら検査開始

⑥Y染色体一部欠損(SRY部)は70日過ぎたら検査開始

⑦LH、FSH、PRL、総コレ高値は80日過ぎてから検査

⑧TESE経験者は60日過ぎたら開始

⑨FSHやLH濃度が急下降したらすぐに検査開始

⑩下垂体機能低下症・・・・180日後頃より検査開始

 

  ◇ 検査に適した病院とは  ◇ 

 

  ◯ホルモン検査病院は

①ホルモン検査は居住地近隣、就業先近隣、その他患者様の都合での検査可能です。検査の際は、医師の指示に従い受診のこと

②その他の方々はハリセンター近隣病院を紹介いたします。

 

◯精液検査の病院は

①ハリ治療が進んだ状態での精液検査病院はハリセンターが紹介いたします。

②初診時や通院間もない患者様は、患者様の都合で受診してください。

 

  ◇ ホルモン検査と治療法の変更 ◇ 

 

 ◇ はり治療とともにホルモン値の変化があった場合は、次の対応として穴位変更や更なる鍼によるサポートや電気刺激を利用したハリ治療、精祖細胞や卵細胞、骨芽細胞など刺激を加える治療装置の併用等で更なる環境をつくって行きます。(鍼料金は変えません)

 

  ◇ 微量の精子が確認できた時 ◇ 

 

数匹の非運動精子や奇形精子が回収できたならば、精巣生検を回避して、何とか運動精子が回収できるまでチャレンジ致します。

 

  ◇ サプリメントの補充と精液検査

 

◯精液検査時には、日本ハリセンターでは精液検査数日前よりサプリメントとして、リポビタンやユンケルでややお値段の高い製品を勧めております。目的は、精子回収の際の精液量の増加が目的で、量的に多く精液が回収できれば精子の回収数にも多少影響がある?ことを信じて勧めております。 ◯治療に際して、無精子症、無月経症、ハイリスクエイジのみの方に良質な精子や良質な卵子(女性) 、年齢的リスクによるAMHの低下に逆らうようにアンチエイジングサプリメントとして下垂体機能を強化する目的でご提供しております。

 

  ◇ 凍結精子や精子移送の問題 ◇

 

◇日本ハリセンターの紹介先の体外受精施設での精液検査で精子がが回収できたならば、何も言わなくても精子を凍結していただけます。四国地方、近畿地方、九州地方で顕微受精を希望すれば凍結精子の移送も行っていただけます。但し、例えば隣の県への移送依頼は少々失礼に当たります。

 

   ◇ 卵子の凍結誤差 ◇

 

◇当方依頼先の体外受精施設での精子回収能力は非常に高く、サプライズが何度も何度も起きております。ハリセンターに3ヶ月以上通院し、A国立大学で精液検査をしたら精子0匹でしたが、1週間以内に依頼先体外受精施設での精液検査では、120万匹凍結されました。A大学に凍結精子を移送し顕微受精を実施されました。よくある事例ですが、精子の回収能力格差は大きいです。

 

  ◇ 精子が確認できた時は ◇ 
 不動精子が一匹以上いた場合
○精子を凍結しつつ鍼治療と併行しながら何度か採集凍結を行う
○運動精子が出るまで治療継続
○抽出精子の数が少なければ治療で増やして凍結
○顕微受精を行う
運動精子が確認できた場合
運動精子を数多くつくる
○顕微受精を行う
○精子を多く凍結して、二人目希望時用にストックする
   ◇ 精子が確認できなかった時は 

不動精子以前のものが一匹以上いた場合

○何回か日にちをあけて精液精査いたします
○ハリ治療のユーティリティーを変更して再チャレンジ
不動精子らしきものが確認できなかった場合
○ホルモン濃度や結果やご夫婦の考えを重視致します
○精巣生検(TESE)特に後期精子細胞の受精が可能病院に紹介