性不妊症の治療

 


「子宝はり」の日本ハリセンターへようこそ


 生きていく上で社会環境、生活環境、経済環境、近隣環境、ご夫婦血縁環境など、様々な環境下で自分がかかわり、自分が生かされています。不妊因子はあくまでも肉体的病変のみで不妊症が発生するものではありません。社会事象を確認し環境の改善や是正が必要であればご一考いただくエリアを想定いたしました。社会との融和も考慮してください。

女性不妊症は下記の順番で進めてまいります

 

  稠密・中庸(ちゅうみつ、ちゅうよう)   
   成人後の抗がん剤、性病感染、結核投薬療法、子宮内膜症や卵巣膿腫など一部の疾患を除き、女性不妊症の多くは20代半ばころまでにほぼ確定しております。先天性や幼小児期から10代までの性的環境や病的環境など過ぎ去った過去の一部に原因や誘因なとを見出すことがたいへん多くございます。不確かで記憶も定かでなくても専門的分野の過去を履修することで何か未来につながればと思います。また、不妊臨床上これから行なわれる問診事項は産婦人科病院では決して行なわれません。簡単な不妊チェックがせいぜいで卵管造影→誘発剤投与のケースが多いため、隠れ不妊の道を歩かぬよう、一つ一つ大切に考えましょう。  

 

  自家撞着   
   不妊外来の約6割を占める機能性不妊症の原因因子は、婦人科領域外における不妊原因や不妊因子が非常に多く体外受精や顕微受精などにおいても卵巣や子宮に何ら問題が無く正常な卵巣や子宮であるのに関わらず約75~85%の受診者が受精卵ができなかったり受精卵の着床に失敗し、何度も何度も体外受精や顕微受精を繰り返しているようです。
 本来なら、卵巣や子宮環境が正常ならば9割以上の方が自然受精、着床、妊娠していてもよいのではないでしょうか。卵巣や子宮において何か隠された未知の環境や妊娠するメカニズムに一定のセンサーが働いているように思います。これらのことをふまえて、婦人科外の環境からも真剣に不妊につながる原因、誘因、要因等のファクターをしっかり受け止めて、不可解な妊娠論理の解決を図る必要がありそうです。
 

  無線因子   
   在、環境ホルモン(ホルモン撹乱物質)による子宮や卵巣に対する病的障害が公的にも確認されましたが、これ以外にもたくさんの妊娠環境を脅かす環境もあると考えられます。体の中からの不妊だけではなく、外因性の部分の因子も考えて見ましょう。頻繁に使用される経口誘発剤やHMGの連続投与、男性不妊も外部因子の一つです  
  洞見・悠揚(どうけんゆうよう)   
   日本ハリセンターにご通院される患者さまで40歳を過ぎてから受診なさる方もたいへん多くいらっしゃいます。繰り返し行われる体外受精で結果が得られず悲壮感と焦りで後ろや横が向けないケース、卵子の環境改善のための治療や閉経前の一回一回の生理周期に願いをこめた闘い、ARTを諦め自然に近い治療をお望みの方、生理が無く人工的に生理をおこして治療をお望みの方などさまさ゜まなケースがございますが、一日一日の変化と迫り来る閉経の狭間で結果を残さなければなりません。婦人科では「高齢ですね」の一言から始まり、取り急ぎ検査を行いつつ治療にすすむ場合が多く、時間はあるのにひとつひとつ丁寧に診ることをせず略式治療になります。問診や検査は項目にもよりますがさほど時間を費やすほどの事ではありません。落ち着いて丁寧な形での不妊医療への取り組みが大切ではないかと考えます  

  無子   
   コンピューターの入力で一文字違っていても異常シグナルが発生するのと同じく不妊には必ず妊娠しない原因があるはずなのですが、原因たるものの確認と対応を介して正常に戻す治療が本来の不妊治療と存じますが、現在の物の考えと医学的環境から、「誘発剤」、「体外受精」ならどうにかなるの思考が大勢で不妊治療の在り方も日々、年々変化を感じます。しかし、これにより救われるケースも広がったものの救われなかった方々も多く存在いたします。日本全国一方向性の体外受精医療は時として、多数決の原理で民主主義的救済法や異指向も消滅しかねませんが。基本は「原因の把握と治療」と考えます。  
  それぞれの体質   
   PCOSではなく、卵巣機能の薬物過敏体質と言って、一錠の経口誘発剤で低温期の下腹痛が続き、卵巣が慢性的に炎症を起こしている方がおります。医師はそれでも誘発剤を投与してAIHやIVFにトライし続けます。炎症がひどい時は、1クールピルでリセットして、再誘発を行いますが、妊娠どころか卵巣の命を奪うケースもございます。これとは、真逆にHMGを何度も何度も使用しても反応しない卵巣もございます。人それぞれです。  

  不妊の経緯や時期  
   えば、卵巣機能低下症には、様々なケースや経緯や原因がございます。生まれる前から、性徴期障害、ホルモンシャワーの欠落や低下、ストレス、卵巣手術、性機能低下症、誘発剤禍など原因や経緯や発生時期などを考えて疾病や機能障害の対応を考え無ければなりません。卵巣機能低下には、ホルモン濃度の異変や基礎体温表から読み取れるもの、不正出血の時期や量、卵子起因障害や黄体不全起因など、単に卵巣機能低下症には、膨大な種類を抱えております。あなたがこの疾患でお悩みの時は、この複雑な構造を紐解いて改善をはかりましょう。ある程度の卵巣機能低下症では体外受精でも救われますが、越えられない壁で悩んでいる方はしっかりと結果に向かって改善をはかりましょう。  
  医原性不妊  
   のみぐすりのゆうはつざいやちゅうしゃによるゆうはつざいなどは、ひとによりらんそうのはたらきをそがいしたり、きのうがていかするかんじゃさまもおられます。たった、2かいのけいこうゆうはつざいで「いっぱつへいけい」になってしまうケースやのうのホルモンのプロラクチンのあたいをへんかさせたり、しきゅうないまくにえいきょうをあたえ、よりふにんじょうたいになるケースがあとをたちません。ちゅういとじこかんりがひつようかも。
※わかって理解してても繰り返す事が多いので、わかりやすく、よみやすくひらがなで記述いたしました。
 

  先天性獲得因子  
   生まれ持っての体質遺伝で、体質、形、機能などや病的には糖尿病体質、高血圧体質など生殖エリア以外でも、生殖エリアでも親からの贈り物です。不妊に関しては、婦人科ではこのエリアや遺伝子・染色体エリアまで治療範囲の設定はありません。日本ハリセンターでは、日常茶飯事で必然的に無月経症、無精子症エリアや劣化卵子、奇形精子の治療は、此処までさかのぼらなければ治療になりません。  
  染色体や遺伝子障害  
   般不妊症では、すれ違う事すらない分野どうしですが、日本ハリセンターではこのエリア迄日常の診療領域で確認することが多く、無月経症、無精子症エリアでは、100%確認作業下での診療です。転座障害、染色体数の異常、スーパーウーマン、クラインフェルター症候群など日常的に出会う事が多く、これらの治療を先端医療の方々と卵子の抽出、精子の取り出し、良質卵の改善などが行われます。  

  性徴  
  第一次性徴期と第二次性徴期がございます。第一次性徴期は生まれてからの発育を言い、体の成長や脳の発育、すべての臓器や器官が一気に発育する時期です。身長も一か月で5㎝も伸びる赤ちゃんもおります。第二次性徴期は、小学校高学年~中学生時期の思春期の発育を言います。ここでは、ホルモンシャワーにより生殖器や性腺の働きが一気に開花し、初潮や男子の精子製造開始など大人の体に変化する時期です。女性にとっては、「初潮と連続した生理周期」の形成が最重要で、中学3年や高校生での初潮は異常ではないが、将来において影を落とす結果にもなる事が危惧されます。   
  婦人科由来  
   子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣膿腫、双角子宮、子宮腺筋症などの器質疾患や合併する諸疾患、性感染症や癒着やポリープなど不妊症との関連が強く、それぞれの処置対応が必要になります。機能性疾患と違い、観血療法から投薬療法まで組織の改善とともに失われた機能も回復せることが必要です。  

  組織の能力格差  
   例えば、プロゲステロン(P4)黄体ホルモン値について
不妊治療を行っていない方で、高温期P4値が2.5(単位省略)程度の女性からP4値20以上(単位省略)の女性までおります。P4値が8.1でも妊娠するケースがあればP4値が23.0でも着床しないケースもあります。様々な織が絡み合い、それぞれに活動していて「個性」が形成されます。その個性から少なくても妊娠できる人、多くても妊娠できない人と結果になりますが、妊娠できる正常域をめざしてがんばることは大切です。婦人科では、薬でP4を替えられます。ハリではP4の改善と着床操作をいたします。
 
  ループプログラム  
   殖機能を維持したり、妊娠したり、無月経症を治すには、間脳視床下部-下垂体-卵巣ループが不可欠な存在です。卵巣や子宮などの組織は、間脳下の支配エリアで仲良く稼働しておりますが、体質、FSH、ホルモン分泌などのコントロールはこのエリアには期待できません。言われるがままの生産体制で、生産制御に関しては別に考えましょう。  

  組織の能力格差  
   例えば、プロゲステロン(P4)黄体ホルモン値について
不妊治療を行っていない方で、高温期P4値が2.5(単位省略)程度の女性からP4値20以上(単位省略)の女性までおります。P4値が8.1でも妊娠するケースがあればP4値が23.0でも着床しないケースもあります。様々な織が絡み合い、それぞれに活動していて「個性」が形成されます。その個性から少なくても妊娠できる人、多くても妊娠できない人と結果になりますが、妊娠できる正常域をめざしてがんばることは大切です。婦人科では、薬でP4を替えられます。ハリではP4の改善と着床操作をいたします。
 

  メンタル障害  
   メンタル疾患を改善する投薬治療でホルモンバランスに障害が生じるケースが多く、無月経症、無精子症までも確認しております。
もう一つのケースは、メンタル障害の発病とともに合併して、食欲の低下、生理不順、生理量の低下、激痛生理、黄体形成不全などの症状が現れます。
 
  ストレス障害  
   ありとあらゆるところにストレスは存在すると言われます。同じ条件でも、ストレスを強く感じる人もいれば全くストレスとして感じない人もおります。個人差も多いと同時に、ストレスの出口がメンタル系や内臓系、アトピー皮膚疾患、性機能系(男性でいうED)、生殖器系に現れる場合などがあります。不妊治療とともに生活空間の変更や自己意識の改善の重要になります。  

  職種や職場  
  般主婦を除き、女性不妊で来院する方々の職業別分類では、学校教諭、公務員、薬剤師、看護師の方々が常に多く来院しております。  
  就職先の人間関係と家庭  
   毎日営む生活の中で職場と自宅での居住時間のなかで、自分にとって好ましくない環境が続くと様々な問題が発生いたします。生活居住空間ゆえ何度も何度も放棄したり、転居したり、転職したりできません。生活の中から自己と生活空間の融和を形成し、少しでも負担にならない環境とアンチ不妊に対応いたしましょう。  

  誘発剤の功罪  
  人により、排卵誘発剤は育ちにくかった卵子の成長を補佐し、成熟卵の形成と妊娠へと導く原動力になる魔法の薬です。しかし、時には体質的に合わなかったり、多用による卵巣過敏症候群から一発閉経まで個人的差異や使用頻度により卵巣機能の退化やAMHの低下から早発閉経も稀なことではありません。年齢と体質環境を十分に考慮の上、必要とあらば利用することが重要です。  
  ダイエット  
 
食事制限による極端なダイエットは、性中枢の最上位部の機能を低下させ、不妊症や生理不順エリアを遥かに超えて無月経症に至ります。時によりFSH-110以上(単位省略)の最強無月経症になりかねません。ターゲット組織は視床下部で専門エリアでは、視床下部性無月経症と言います。
 

   これらは、不妊治療を行う上で重要なポイントです。
それぞれに不妊原因は様々ですがこの問診エリアが少
しでも治療の手助けになればと思います。
 
  忘れ物  
   妊娠するには夫が必要でした。日本国では「不妊=おんなだ!!」と断定されてしまいますが、世界基準は男女の不妊原因は約5:5です。世界基準が正しいと考えます