男性不妊症の治療

            (精子の存在する方)


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男性不妊症トラブルサイン81~100

 男性不妊には様々な原因がございます。現状の不妊状況と比較しつつ、多くの不妊情報の中から的確な診断の一助になればと考えます。 "精子が少ない"ことがイコール男性不妊と考えがちですが男性不妊症には色々な内容の違った男性不妊がございます。これらの情報があなたの男性不妊症の改善に繋がればと考えます。
  染男性不妊症トラブルサイン81~100  
 81  会陰部の外傷性ダメージ 
   男性の場合、睾丸直撃の外傷、前立腺最新治療、放射線を用いた抗がん治療など骨盤内臓器の損傷や疾患はたくさんございますが疾病履歴のある方は丁寧な精液検査、ホルモン検査などが必要です。
 82  も一度一から  
   体外受精や顕微受精を10回、20回、30回と毎周期のように実施している方もおります。 体外で解決を計れない何かがあると思い、はじめから再出発も必要です。男性側の精査も考えましょう。
 83 セックスコンプレックス 
   早漏や遅漏の悩み、性器や睾丸の悩み、射精や性交渉、性欲やED、疾病や感染症など性に関する悩みから男性不妊との疾や悩みの係わり合いなどの悩みの相談や検査などをご希望でしたら、匿名でも良いですのでお話を聞かせてください。
 84  慢性疲労症候群
  ストレスが人間の持っている免疫機能に進入して、その免疫力を低下させ、小児期に免疫のできている風邪ににたウイルス菌の繁殖を助長して、体の倦怠感と風邪の症状を訴えるストレス疾患です。軽い微熱と毎日続く倦怠感などでつらい日々が続きます。小児期獲得免疫の異変は、時として男性不妊にも影響を受けることがございます。 
 85 夫婦間因子
   HLAはヒトの主要組織適合性複合体(MHC; Major Histocompatibility Complex)です。ヒトMHCは第6染色体短腕の3,400キロベース(340万の塩基対)におよぶ長大な領域に展開されていて、多数の良く似た相同遺伝子が点在し、遺伝子重複という進化の歴史の証拠を残しています。HLAは基本的には「自他認識」のマーカー分子として機能していて、他人どうしの移植をすると拒絶反応が起こるもとになり、組織適合性抗原と呼ばれています。こ夫婦間で類似遺伝子を持ちますと流産などになりやすくなります。そのため、リンパ移殖が行われます。これは、全ての大学等が同意しておりません。賛否両論ございます。
 86 substance-p
   ○サブスタンスP・・・・神経伝達物質、肥満細胞と白血球の活性化、血管透過性の亢進、平滑筋の収縮などの生理活性。分布は視床下部、膀胱、腸管。アレルギー性疾患、潰瘍性大腸炎に関与
○ニューロキニンA・・・膀胱、大腸、胃、副腎にレセプター
○ニューロキニンB・・・大脳皮質、視床下部、小脳にレセプター
脳と体の連絡線のはなし
 87 早漏について  
   性交渉時において、物理的性刺激に対して俊敏に射精してしまう場合を早漏といいます。これは、性的疾病とは言えず、精液や血液的環境も正常な場合が多い様です。
 88  遅漏について 
  早漏の反対で、物理的性刺激に対して充分な時間をかけても射精状態に至るまでに時間がかかってしまう場合を言います。この方たちは、妻側の膣挿入刺激での射精が出来ない場合も多くいらっしゃるようです。下垂体機能や精液検査において異常が見つかる場合が多い様です。大切な男性不妊症の判断材料として取り扱かっております。
 
 89  低体重での出産
   低体重で生まれたのち、成長が他の子供達と変わらぬ成長をとげ、第2次性徴でのおくれがなければ良いのですが、体重、運動、能力、健康などに問題がございますと成人後の生殖機能にも、低下症や不全状態などが発生いたします。表面上は健康そうでも、何らかのトラブルがあるかもしれません。
細部のカウンセリングを必要とします。
 90  睾丸の温度
 

 睾丸の温度は、体温より低く設定されております。平常の体温マイナス3℃が正常値とされております。男性不妊症で平熱と睾丸の温度が低かった場合は間脳-視床下部の問題として扱いましょう。何らかの精子の異常が現れているはずです。

 

 91 嗜好品の愛用
   タバコの喫煙や多量のアルコールの嗜好は体に悪い事は皆様、理解なさっておられます。喫煙は年令以上に卵巣が老化いたします。しかし依存性に勝てないでいる方も多い様ですが、”赤ちゃんに恵まれるか否か”に重大な役割が架せられたとしたらやめますか?赤ちゃんをあきらめますか? わからない人には鍼ではなく”お灸をすえます”!!
 92 射精とタイミング 
   妊娠を求めるご夫婦にとっては、男性エリアの精子の安定確保が必要です。精液検査からご自分の精子環境を把握して、タイミングを計りましょう。精子濃度が高く凝集ぎみの精液環境の方は少し射精回数を増やしましょう。精子濃度が低下気味の方は少し禁欲期間を設けましょう。このような生殖作業に於いてEDになる方もいますので、無理のないように進めましょう。
 93 血液の比重が低い
  一般的に、血液の濃さは赤血球の数に関係があります。
赤血球の数が多く、赤血球の中のヘモグロビン量が多い人ほど、血液比重は高くなり、逆に赤血球の数が少なく、赤血球の中のヘモグロビン量が少ない人の血液ほど血液比重は低くなります。女性は男性より赤血球数の数が少なく生理などの影響もあって低めです。日本人の血液比重の標準範囲は、男性では1.052~1.060、女性では1.049~1.056、ヘモグロビン量の標準範囲は、男性では13.3~17.4g/dL。女性では11.2~14.9g/dLとなっています。また、血液比重、ヘモグロビン量は、体調や日時により若干の変動があります。
 
 94  内分泌障害
   さまざまな内分泌障害がございます。病気が特定されておりましたらば、関連疾病について対応させていただきます。ここに書ききれないほど多くあり、症状や治療法や不妊との因果関係なと詳しく対応させていただいております。
 95 高度ストレス 
  外的原因でストレスを感じた場合は、さまざまな対策を考えて協力を得る手段などで改善が望めますが、内的因子、特に本人の性格や精神神経系の問題で発生しているものであれば医療処置が必要になります。改善が図られてから不妊治療を開始した方が良いかと思います。強いストレスを抱えながらの受診は不妊の改善にも問題になります。 
 96  病弱・虚弱
   東洋医学では、未病といい検査では問題ないのに、体調が優れず元気が出ないなどの不定愁訴を訴えて、何をするにも前向きになれず病気がちで、病気にもかかりやすい体質です。性に関しては、性欲も無くは無く、積極性も無くの字様態で、精液検査も妊娠できる可能性もある程度、ホルモン値も良くはないが異常でもないような中途半端な状態の方もおいです。
 97 過去に妊娠環境あり  
   男性不妊の場合は、根本的な造精能力の低下~一過性の障害までエリアが広く、特定が難しいですが、過去に妊娠環境がございますと、狭義のエリアで男性不妊を考えての改善で結果に結びつく可能性が高くなります。
 98 妻が何回も流産 
  これには女性因子と男性因子がございます。男性因子としては、低テストステロンでの妊娠、ホルモン濃度の異常下の精子のご利用、胎盤因子など男性側の問題もお考えください。
 99  受精卵の分割異変
   体外受精や顕微受精に於いては、男性因子に問題がありますと受精卵の分割速度の遅延、受精卵の分割が長期培養でも杯盤胞まで進まない、受精卵の分割途中での停止、受精卵のグレードの劣化など男性因子のもつ役割がうまく進まない場合もございます。精子の改善が重要なポイントです。
100  受精卵の分割異変
 

不妊問題を調べていくと、中枢、生殖器、過去、症状、ホルモン、疾病などの言葉が集中的にでてきます。不妊に関して問題視されている部分ですが、特にこの「とれない幼児性の癖(くせ)」は、過去の脳の発達の遅れを現す大切な後遺症です。最後の質問として取り扱ったのは、それなりの意義と重要性を秘めているからです。そして、これを不妊エリアのものとして診ないからです。 



  ワンポイントアドバイス  
ベストを尽くす・・・今だから。 今でないと。

「も一度一から」・・・体外受精や顕微授精を20回も30回も連続して行っても妊娠できずハリ治療に来院するケースがございます。これらの中の多くは、男性因子の原因が多く泌尿器科と婦人科の隙間に落ちた「鍵(キー)」のようなものです。