「無月経治療」の日本ハリセンターへようこそ

無月経症基礎環境の改善①

  日本ハリセンターでは、赤ちゃんに恵まれない人のための不妊治療を行っておりますが、生理が来ない為に不妊治療を始めようにもはじめられない方々や無月経症に近い生理不順の改善の方や初潮が無かった方、病的疾患やストレス、20代の早発閉経の方々など無月経症エリアの治療は目的条件が多様になっております。

 日本ハリセンターでは無月経症の外来患者様の約3割は未婚者です。不妊治療目的だけでなく、多種多様な目的のために、まず、生理を復活させなければならない原点の治療のためにご来院中です。


日生理復活を目指した治療です。


無月経症   無月経基本的環境
①一年に一度でも生理らしきものがあるかどうか?
②微量の出血がだらだらと続く時がありますか?
③基礎体温(B.B.T)がフラットではなく多少の乱高下がある?
④全くの無月経である

◯早発閉経遺伝子

女性の染色体一部異常に20代頃までは順調に生理周期が安定していたのに、徐々に生理が遠のき生理不順→無月経症になる染色体異常の方々をお見受けいたします。男性エリアでは、Y染色体異常から無精子症や極度の帆乏精子症になるケースがございます。

○抗ミューラー管抗体価(AMH)

○LH-RHテスト

○下垂体機能検査

○卵巣機能検査

○テストステロン

○P4

○呼吸器、循環器疾患の有無、ヤング病、サルコイドーシス、川崎病

  

               

無月経症   無月経基本的環境
○下垂体の異常が原因となる無月経症
○卵巣の機能が原因となる無月経症
○第二次性徴が起因と考えられる機能低下による無月経症
○低エストロゲンによる無月経症
○先天的、後天的に視床下部-下垂体-睾丸系の機能異常
○放射線や薬の副作用による無月経症
○生殖器に奇形や欠損がある場合の無月経症
○脳に起因する腫瘍類
○特定の呼吸器系疾患に罹患した経験のある場合
○病的に引き起こされた女性不妊(卵巣膿腫、チョコレートのう腫)
○極度のストレス、脳機能障害、メンタル障害
○染色体異常  ほか

                 

どのような無月経症かの確定
 
  LH-RH負荷テスト

LH-RH負荷テストとは、排卵障害や無月経などの内分泌異常を調べる検査です。下垂体から分泌されるゴナドトロピン(LH:黄体化ホルモン、FSH:卵胞刺激ホルモン)の数値とバランスを調べます。

LH-RH(黄体化ホルモン放出ホルモン)ホルモンを注射して、15分後、30分後、60分と120分の間隔で採血してゴナドトロピンの反応値を調べます。とりあえず30分後を中心にLH-RH負荷テストで、LHとFSHがともに異常低値をしめす場合は中枢性の排卵障害が疑われます。「低ゴナドトロピン性卵巣機能低下症」と呼ばれ、視床下部や下垂体に何らかの原因があると考えます。

LH-RH負荷テストで、LHとFSHがともに異常高値を示す場合は、卵巣性の排卵障害が疑われます。「高ゴナドトロピン性卵巣機能低下症」と呼ばれ、卵巣性ホルモンのエストロゲンやプロゲステロンの分泌に原因があると考えます。

 

またLH、FSH共に正常値でややLHがいくらか高値を示すことがあります。このような場合では「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」が疑われますが、FSHが低値過ぎる場合もあるので数値診断に

  LH-RH負荷テスト値

 

生物学的に活性があるようだが,T3は活性のある甲状腺ホルモンと信じられている。

 

 

  ゴナドトロピン

 性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)とは、下垂体の性腺刺激ホルモン産生細胞から産生されるタンパク質ホルモンである卵巣(女性)や精巣(男性)に働きかけるホルモンです。卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)の2種類があり、下垂体前葉に分泌されます。 女性が排卵するまでの順序は、視床下部(間脳)から下垂体に働きかけ、そして下垂体が性腺刺激ホルモンを分泌することで、今度は卵巣に働きかけます。そして刺激を受けた卵巣が、エストロゲンやプロゲステロンの分泌を始めるのです 

  FSH 

 卵胞刺激ホルモン(FSH)は性腺刺激ホルモンの一種で、顆粒膜細胞を増殖させ卵胞の発育を促す作用を持ち、卵胞刺激ホルモン(FSH)は、脳下垂体前葉から分泌されるホルモン。卵巣を刺激して卵胞を成熟させる働きをします。卵子の質の環境を左右する因子にもなっております。

  LH 

  黄体形成ホルモン(LH)とは、脳下垂体前葉から分泌されるタンパク質ホルモンです。黄体形成に重要な役割を果たすホルモンで、黄体形成と同時に排卵サージに係わるホルモンで排卵直前になると急激に大量分泌され(この現象をLHサージといい)、排卵検査薬を使い尿や血液で濃度を測定できます。 LHサージが起こると24~36時間後に排卵が起こります。医師によるタイミング法では、このLHサージと卵胞の大きさ、子宮内膜の厚さなどで排卵を予測するのです。なお不妊治療では排卵時にLHの代用として、「HCG」という注射を投与することがあります。 

 

 

エストロゲン

 エストロゲン(卵胞ホルモン)とは、卵巣で生産されるホルモンの1つで、女性を形成する代表的なホルモンで卵胞の成熟、子宮頚管粘膜の分泌、子宮内膜の増殖などのさまざまな排卵までの準備をしてくれると同時に女性らしさをつくるホルモンです。エストロゲンには、エストロン(E1)、エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)が3大エストロゲンと呼ばれ、中でもエストラジオール(E2)が最も活性が強いホルモンです。エストロゲン=エストラジオール(E2)と表記されやすいほるもんです。 女性が、最も女性らしくあるためのホルモンがエストロゲン(卵胞ホルモン)と言われていて、女性の肌をツヤツヤにしたり新陳代謝を活性化する働きもあります。
 

P4(PRG)

 
   卵巣で生産されるホルモンの1つで、プロゲステロン(黄体ホルモン)とは、女性ホルモンの1つで排卵後の卵胞が黄体化することによって高温期に多く分泌され黄体期間(基礎体温、高温期)をつくります。子宮内膜(EM)を厚くし受精卵が着床しやすいたします。また、胎盤からも分泌されます。 妊娠の維持作用も行います。。 
 

卵巣系における問題点

 
無月経症   中枢性の無月経症の場合

◯中枢性の無月経症は、レベルや難易度の位置づけが必要で、ホルモン値が低いから中枢性無月経と簡単に割り切らないで、発生機序から考慮していきましょう。計測時期はフリーでLH値、FSH値が0.5未満、E2値が5未満レベルから正常値レベルであってその他の不具合から発生する無月経症もありますので、慎重な対応をいたしましょう。「LH値、FSH値が0.5未満」とは、大学病院でも対応処置と改善がはかれない重篤なエリアです。そのエリアからの生理復活を行います。

無月経症   卵巣性の無月経症の場合
 ◯女性ホルモンの生産がストップしているか否かの検査をしましょう。LH-RHテストで上下の環境を把握しましょう。40才以後の方は、E2値を詳しく調査して、どこで女性ホルモンが生産されているかを確認いたしましょう。生産部位によって卵巣機能の改善方法が何通りもある中から、患者様の処置方法を決めます。「LH値50、FSH110、E2値5未満」エリアでは、カウフマン療法も通じません。これら最高度の無月経症では単純に鍼を打っていても問題の改善につながらないため、無月経症の現在の環境をいかに動かすかをポイントに取り組みます。
無月経症   固有因子
 疾病が呼吸器や泌尿器や消化器系疾患であれ、本人固有の因子の治療を行います。ここが西洋医学と違うところです。これらの因子を統括して一つの診断、治療方針が決まります。これを「証」と言います。科学的環境下でルールにのっとって行われた治療でも固有因子のしわざで個々に結果の「ずれ」が出ます。これを修復し結果を残すのがハリ特有の治療です。

    ※biochemist&医師の方へ・・・

                    Substance P=鍼ではない

無月経症   お引き受けできないケースもございます

〇染色体検査の一部の異常の方(詳細は電話連絡をください)

〇卵巣の存在の有無・・過去に卵巣の3/4以上摘出手術の履歴がある方

〇脳の障害の有無・・・・脳に障害があったり、手術の後遺症のある方

〇双角子宮を除き生殖器奇形及び器質障害のある方

〇抗がん剤投与中や抗がん剤投与後の後遺症(無月経)やこれからその予定のある方

〇事故や疾病による脊髄損傷で歩行障害や身体の一部麻痺~重度心身障害の方

◯中毒者・・・麻薬、アルコール依存者


 


 

                  埼玉県熊谷市久下901

℡048-528-2050

 日本ハリセンター