精子は、睾丸の曲精細管の内壁で誕生し精巣輸出管を通過する

精子は、ここ副睾丸で10日～20日かけて成熟する

精子はやがて精管の収縮運動によって上へ上へと運ばれる

精子は精管の膨大部までたどり着きます。

性的興奮が頂点に上り詰めた瞬間、精子は強く追い出されて、射精管を通り精嚢分泌液と混ざりながら、物凄い勢いで無尿道に達する。

一気に尿道を駆け抜け外尿道口からほとばしる。

女性の膣内に射精された精子は、卵子をめざして泳ぎ始めます。いかにして卵子のいる方向を察知するのかは不明ですが卵子が精子わ誘導する物質を分泌しているという説もある。

精子は、毎分２～3mmの速さで進みやがて、子宮頸管に入ります。通常、頸管内は精子の生存を脅かす賛成になっております。侵入した精子のほとんどが死滅します。ただし　排卵期の間は、精子の生存に適したアルカリ性の環境になるために、無事に通過することができます。

子宮腔に侵入すると今度は、白血球の攻撃にさらされます。ここで精子の大部分は力尽きてしまい生き残ったわずかの精子が卵管に突入します。

卵管の内壁を覆うようにして生えている繊毛は精子が奥に入るのを阻害するように生えており、精子はその流れに沿って進まなれけれぱなりません。ここで、さかのぼる力のない精子は卵管から排出されてしまいます。

幾多の難関を乗り越え約1億匹の中から選抜された精子達は、受精にあずかるのはたったの1匹です。